Choose the Ceramic
SAYAKA GOOD DESIGN |
ジルコニア セラミック |
アルミナ セラミック |
IPS e.max ステイン |
IPS e.max レイアリング |
IPS Empress Esthetic |
インレー | × | × | ◎ | × | ◎ |
4/5 | × | × | ◎ | × | 〇 |
クラウン | ◎ | ◎ | ◎ |
◎ |
△ |
ブリッジ | ◎ |
小臼歯までの4本 |
小臼歯までの3本 | 小臼歯までの3本 | × |
ラミネートベニア | △ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
SAYAKA ideas,nice design. A ALL CERAMIC DESIGN [ SYK ] |
All Ceramic layering good design
IPS e.max Design
FullCoverSupportSupportSupport
黄色部分【MOやLT】 400Mpa + 白い積層部分【Ceram】 100Mpa
部位、環境によってサポート形態優先で製作
IPS e.maxについての詳細はこちら
Zirconia Design
FullCover SupportSupportSupport
赤い部分【Zirconia】 1000Mpa + 白い積層部分【ceramics】 100Mpa
部位、環境によってサポート形態優先で製作
ジルコニア・セラミックについての詳細はこちら
All Ceramic Stain good design
IPS e.max Design
HT(ハイ・トランス)、LT(ロートランス)インゴットから選択
全体が 400Mpa
IPS e.max についての詳細は こちら
All Ceramic Good design
IPS e.max Design
Zirconia + ジルライナー + IPS e.maxジルプレス
赤い部分 1000Mpa + 黄色い部分 110Mpa
IPS e.max 接着
Zirconia + 接着 + IPS e.maxプレス
赤い部分 1000Mpa + 黄色い部分 400Mpa
(メーカー推奨ではありません)
Lava DVS
Lava + フュージョンポーセレン + DVS
赤い部分 1000Mpa + 黄色い部分 100Mpa
曲げ強度 【Mpa】について
歯科材料の強度はビッカース硬度【Hv】で見ることが多いですが、
セラミックと焼結させる材料は金属でも曲げ強度【Mpa】での表記がされています。
曲げ強度【Mpa】が高いと、表面の硬さがあり、しなやかで負荷を吸収する作用があるといえます。
ZIRCONIA
ジルコニア・セラミックは酸化ジルコニア(ZrO2)フレームにセラミックを焼結させたものです。ジルコニアそのものは1000Mpaの曲げ強さを持ちますが、表層のセラミックは100Mpa弱の強度です。そのため、積極的なサポート形態が必要になります。
また、ジルコニアは熱伝導率が極端に低いため、プレヒート、徐冷などの細かい温度管理の元に製作します。
高い強度を誇り本数の制限がなく、仮着も可能であり、製作工程のなかでの温度管理とサポート形態を施している場合はセット後の安心感も抜群です。
ALMINUM
アルミナ・セラミックは酸化アルミナ(Al2O3)にセラミックを焼結させたものです。比較的歴史のある構造で、その意味では安心感があります。アルミナそのものは700Mpa弱の曲げ強さ持ち、小臼歯までの1本欠損4本ブリッジが製作可能です。表層のセラミックは100Mpa前後で、サポート形態を付与しなければなりません。フレームの透明感、明るさにおいて優位性を持っています。基本的に仮着はできません。
IPS e.max レイアリング
e.maxレイアリングは2ケイ酸リチウムセラミックをフレームとし、その上に専用陶材e.max Ceramを積層します。審美的に要求の高い前歯補綴に適しています。フレーム部分は400Mpaの曲げ強さを持ち、小臼歯までの3本ブリッジが製作可能です。表層のセラミックは100Mpa前後になるので、ジルコニア、アルミナと同様に審美的要求を満たしながらも、いかにサポート形態をとるか、ということが重要になります。基本的に仮着はできません。
IPS e.max ステイン
e.maxステインは2ケイ酸リチウムセラミックを加圧形成し、セラミック表面に専用のステイン材で色付けするシステムです。専用ステイン材の数があまりないので、細かい色調整や濃いキャラクタライズは苦手です。e.maxステインで作ったセラミックは、全体が400Mpaの曲げ強度になるので出来上がりの個体別でみた場合は最高に安心感のあるオールセラミックです。
IPS Empress
15年以上の臨床経験を持つ歴史の長いオールセラミックです。プレスタイプのセラミックで180Mpa前後の曲げ強度を持ち、硬すぎず柔らかすぎずインレーやラミネートなどに選ばれています。サヤカでは15年近くエンプレスを製作していますが、接着されてから破折したケースはありません。